2022-23年度RI第2530地区
ガバナー 佐藤 正道
ロータリーとはどんな組織なのですか?
どうしてロータリークラブに入会したのですか?
なぜロータリーを続けるのですか?
これらの問いに皆さんは明確に答えることができるでしょうか?
日本のロータリアンは1996年の13万1千人をピークに減り続け、今年の1月末日では8万4700人余りに減少しました。実に35%の減少です。
なぜ会員が減少したのでしょうか?
入会する人が少ないのでしょうか?
退会する会員が多いのでしょうか?
国際ロータリーの調査によると、以下のような目的をもって
ロータリーに入会しています。
地域社会での奉仕活動への参加
社会的または職業的つながり
個人の成長と学習の機会
さらに、以下のような理由でロータリーを退会しています。
クラブの環境、期待と違っていた、費用や時間の問題
この期待に応え、課題に取り組むことによって会員の減少に歯止めがかかるのではないでしょうか。
それで今はなぜ、これらの行動ができないのでしょうか?
今年北京において冬季オリンピックが盛大に開催されました。
当2530地区が発足した当時と近年開催されたオリンピックの概要をみると、30年の月日を重ね、オリンピックは参加地域や競技種目が大幅に増加しました。
オリンピックが平和の祭典としてより広範囲に広報され、選手はもとより観戦する人々のニーズを聞き入れ、適応と改革をとげた結果が、このような規模の拡大につながったのだと思います。(日の目を見ない競技種目を取り入れた。)
ところで、私たちのロータリーはどうでしょうか。
クラブ定款は見直しましたか?
例会の出席率は低下していませんか?
入会候補者を制限していませんか?
新会員にロータリーを説明できますか?
新会員のニーズに応えていますか?
委員会は機能していますか?
一部の会員でクラブを運営していませんか?
地域のニーズを知っていますか?
インパクトのある奉仕事業はしていますか?
自分たちの活動に賛同する人々はいますか?
活動の情報を発信する場やツールはありますか?
ロータリーのストーリーを語れますか?
クラブの未来を語れますか?
これらの課題に取り組み適応と改革を成し遂げた時に、ロータリーの魅力が高まり、労せずして人々が集い、活気づく姿を想像することができませんか。まずは望むべき姿を想い描き、そこへ向けてたゆまぬ情熱を傾け、行動することによって、共に歩む人々と感動を共有することができると思いませんか。
これらは私自身一人では実行できません。
どうか皆さん、一緒にロータリーに持続可能な良い変化を生み出しませんか。
夢を叶えるために。