2009~2010年度 国際ロータリー第2530地区 ガバナー 大橋 廣治
2009~2010年度RIテーマ THE FUTURE OF ROTARY IS IN YOUR HANDS ロータリーの未来は あなたの手の中に
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ロータリーの歴史と未来
ジョン・ケニー次期RI会長は国際協議会で次のように述べた。
・1904年にロータリーは誕生した。
・105年前ロータリーは明確な理念に基づき創設された。
・ロータリーはボランティア団体であり、会員はすべて指導的立場にある。
・すべてのロータリアンはボランティアであり、誰も命令することはできない。
・ロータリーの未来は、ひとりひとりのロータリアンの「行動と決定」によって形づくられる。
・ロータリーは、クラブによって始まりクラブで終わる。
・ロータリアンは、高潔であることの価値を高らかに宣言し、それに忠実に生きなければならない。
2009~2010年度 RI 第2530地区目標 ロータリーと地区の歴史、を振り返り軌跡を確認しつつ奉仕の第二世紀を歩む。
『 脚下照顧 』 『 積徳累善 』 西洋の思想・哲学で体系づけられたロータリーの理念には、多くの人類に理解される共通の思想がふくまれ東洋の思想、人間観、価値観と相通ずる部分が数多い。
人間生活の体験から生まれた考えを体系化した東洋の言葉に『遙か遠くの大きな目標を論じ駆けだす前に足元を確認しよう』『毎日の生活の中で、誰が見ていなくてもお天道様に恥ずかしくない、自分のため同様に他人様のお役に立つよいことを続けよう』という意味の「脚下照顧」「積善累曇」がある。 個人として、団体として金銭物品の寄付を続けるだけでなく、『職業奉仕』をしっかり尊重しようと国際ロータリーは3年前から長期計画のなかに位置づけ、ジョン・ケニー会長も声を大にして強調した。 地域社会の現実を正確にとらえ、置かれた状況を分析しロータリーは何をなすべきか判断する。 経済不況社会の中のロータリー活動推進 ロータリー活動に支障となる世界同時不況、金融不安のなか、運営について工夫と見直しを重ね、簡素化と合理化が必要である。
改革が進む国際ロータリーの現状を正確に捉え、伝統、慣例を尊重しつつ、改善、改革の推進をためらいなく進め、能率の高い運営を図る 国際ロータリーが進めている改革・改善の目標、内容について正確に理解を深め、内外に情報提供を積極的に進め、ロータリーの目的へ向かって前進する。
対応する地区、クラブの改革・改善を推進するため、学習、意見交換、討議に全員の参加を求める。
効率的なクラブ運営のため、事務局の見直し、例会の改善充実、IT化の推進などの課題に取り組む。
日本の社会、地域社会の現状に目をそらさず『分かちあい』『献金』『喜捨』『布施』の心を行動に移す。
正確な地区財務計画により継続して安定した地区の運営を図る。
・地区予算の範囲内の活動推進を厳守する。
クラブが基本
クラブ奉仕の重視 ・ロータリーはクラブに始まりクラブに終わる。例会の充実を図り、食費の工夫改善を試みる。
社会奉仕(CS)を時代に沿って展開 ・変化が進み、新たな課題が生まれ大きくなっている地域の実情に日を向けよう。
・少子化の発展、女性の社会進出・経済活動の必要性による鍵っ子学童の急増。
・産科医不在で新生児救急が崩壊し、安心して出産できない社会が目前にある。
・不登校、ひきこもり、ぐ犯行動、など学校での問題行動が増加している。
・少子化社会でロータリーができることを探し、新世代とそれ以下の『こども』世代のためにロータリーの能力を発揮したい。
・ペットボトルキャップの回収を通して環境への取り組み、社会の意識高揚と行動かにロータリーの果たした意義は大きいが、現在の国際経済システムの大変動のため中国の資源吸収動向に依存しすぎたリサイクルシステムが破綻し、流通システムが停止寸前で保管場所確保が困難となり、政府によるリサイクルシステムの再構築指針の確立が待たれている状況である。当分の間、取組みを中断し、状況を確認して再開する方向である。
地球環境を守り人類の繁栄を(WCS) ・地球上の自然環境の変化に関する課題について、国の内外を問わず認識を深め、解決のための取り組み、住民自ら課題を見出し取り組めるよう教育の機会と場を増やす領域へのロータリーの奉仕を推進する。
次世代にロータリーの志を伝え、広げよう ・104年間、人類の英知を集め寛容の精神を基に、政治・宗教・民族・言語などに距離を保ち相互理解、協力、奉仕、向上のために活動を進め、目的(綱領)の達成に取り組んできた世界最大の奉仕組織の素晴らしさ、実績、本当の価値を自信を持って地域社会の人々、とりわけ新世代に伝え、広げよう。
・ロータリーの理念、哲学、奉仕作業などを、新世代にどう伝えるかを今期会に考えよう。
・地域の若者を育てることで、地域社会が継続する。「芽むしり、子撃ち」の愚行をしない。
地 域 重 点 目 標 1.ロータリーを守り、広げ、育てよう。
2.楽しい例会 元気の出る例会 (CS クラブ奉仕)
3.地域社会、他の国の地域社会への奉仕強化
4.職業奉仕こそロータリーの基盤
5.ロータリー財団への寄付目標 100ドル以上
6.米山記念奨学会へ寄付目標 15,000円以上
7.国際大会 カナダ モントリオール大会
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