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2530地区

 
2023年ガバナー会長

2023-24年度RI第2530地区

ガバナー 右近 八郎(福島RC)


 2023-24年度国際ロータリー第2530地区ガバナーの右近八郎です。
所属クラブは福島ロータリークラブです。一言、ご挨拶を申し上げます。
 2023年1月に3年ぶりとなる通常開催による国際協議会が米国フロリダ州のオーランドにて開催されました。
その時発表された2023-24年度国際ロータリーテーマは、すでにご案内のように、

 

“CREATE HOPE in the WORLD”

「世界に希望を生み出そう」

 
です。国際ロータリーがこれまでも世界平和を希求し、世界に希望を与えてきたことを再認識し、これからも更なる世界平和を促進するために設定されたテーマです。現在、国際ロータリーでは検証可能な奉仕活動(定量的費用、人工)を推奨し、パートナーとの協働(大規模、長期間)による国際奉仕活動の推進を進めています。
 これを受けて、次の二点を2023-24年度の地区基本方針として掲げました。
・効率的な地区運営とリスク管理の強化(機能性)
・楽しいロータリー活動と研鑽(精神性)
 ロータリーという組織は「共同体(家族)の構成員からなる機能体(企業)である」という基本的特性を有しており、国際ロータリーが掲げる使命、展望、方針、戦略を可能とするには、地区やクラブが適切なリーダーシップの下で機能的であるとともに、そしてそれ以上に個々のロータリアン自身の精神性の裏付けが欠かせないのです。そのためには楽しくかつ永続性のあるロータリー活動が必要であり、このことがより良い個人・地域・世界を目指すことを可能とするのです。そこで2023-24年度の地区のスローガンを、

 

“ENJOY the ROTARY PRIDE!”

「ロータリーの誇りを楽しもう!」

 
としました。
 ロータリーは現在、先進諸国での会員減少に象徴される第5の危機の只中にあるとされています。ロータリーが創立以来数多くの危機を経験しながらも前進できたのは、常に変わることのない善意、友情、親睦、寛容、研鑽の精神の賜物なのです。そしてこれこそがロータリアンの誇りであり、その永続性を担保し、希望とともにその使命を担うことができるのです。ロータリーの誇りを楽しみましょう。皆さんのロータリー活動が今後とも実り多いものであり、皆さんの人生がより充実したものになることを心より祈念しまして、ガバナー挨拶とさせていただきます。