2021-22年度RI第2530地区
ガバナー 志賀 利彦
2021-22年度国際ロータリー第2530地区のガバナーを務めさせていただきます いわき小名浜ロータリークラブ所属の志賀利彦です。
昨年から続くコロナ禍の中で、当地区の重要な諸行事が、オンラインによる開催となっておりますが、未曽有の困難に誰もが苦しんでいる今だからこそ、私たちは、敬愛するポール・ハリスが望んだ友情と寛容の精神を基礎に励まし合い、支え合い、満々たる闘志をもって、勇往邁進したいと存じます。
人は一人では生きていけません。私たちは、仲間のロータリアンに対してロータリーで出逢った縁を大切にし、お互いに、相手の長所に注目し、相手の欠点は自分が補ってあげることによって、ロータリーの真の友情が深まり、ロータリーが永きに亘る発展を遂げる、と考えております。ロータリアンは、優しい言葉、人を称える言葉を語り、相手の良さを認めることを習慣としたい。言葉には生命が宿り、貴方の温かい言葉が、相手を勇気づけ、時には困難を克服する力ともなる、と考えております。
シェカール・メータ2021-22年度RI会長の掲げる国際ロータリーのテーマは『SERVE TO CHANGE LIVES』(奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために)です。他の人の為に生き、世話をし、奉仕することで誰かの人生を豊かにすることは、自分の人生の最高の生き方である、と述べています。そしてシェカール・メータRI会長が特に強調されていたのが『Do More Grow More』(もっと行動し、もっと成長する)という考え方であります。そのために、7回の『会長主催会議』と全クラブが参加する『ロータリー奉仕デー』という二つのアイデアを示されました。
また、次年度最大の目標は、全世界の会員数を120万人から130万人にすることで、その方策として提唱されているのが『Each One Bring One』(みんなが一人を入会させよう)というスローガンです。地区内63クラブが会長のリーダーシップの下、ガバナー補佐、地区委員会と連携しつつ、大きなインパクトをもたらすプロジェクトに取り組み、且つ世界全体の会員数を初めて130万人にするという課題は、まさに挑戦そのものです。挑戦に立ち向かうのがロータリアン、貴方ご自身です。
ロータリーは例会に始まり、例会に終わると言われます。クラブ例会を楽しくし、会員一人一人がクラブ内での役割を担い、私はクラブから必要とされていると思える組織と雰囲気を作りましょう。公式訪問で会員の皆さんとお会い出来るのを楽しみにしております。
先輩各位の積極的なご指導ご支援を賜りながら、皆様と胸襟を開いて率直に話し合い、手を携えて、ロータリーの発展に貢献したいと切望しております。何卒よろしくお願い申しあげます。